ついに『忍者と極道』がアニメ化!
2025年秋、異色のバトル漫画『忍者と極道』が待望のアニメ化。
裏社会を舞台に、忍者と極道が激突する過激で美麗な世界観が話題を呼んでいます。
アニメから興味を持った方にこそ、原作第1巻は必読。
物語の核となるキャラクターの背景や、忍者と極道の因縁が描かれる序章を知っておくことで、アニメの理解と没入感が格段に深まります。
『忍者と極道』とは?
『忍者と極道』は、近藤信輔によるダークバトル漫画です。
2019年より「コミックDAYS」で連載が開始されました。
現代の裏社会を舞台に、古来より存在する忍者集団と、暴力と支配を誇る極道組織が激突する異色の物語です。
主人公・多仲忍者は、正義感と狂気を併せ持つ若き忍者です。
一方、輝村極道は、破壊と支配に魅せられたカリスマ的極道です。
2人の出会いが、帝都八忍と破壊の八極道という巨大勢力の抗争を引き起こします。
暴力描写と美学が共存する世界観、緻密な心理描写、そしてセリフの重みが読者を圧倒します。
アニメ化によってさらに注目を集める、今最も熱いバトル漫画のひとつです。
作者:近藤信輔先生はどんな方?
近藤信輔氏は、鋭い社会観察と過激な描写で知られる漫画家です。
代表作には『デストロイ アンド レボリューション』『鬼畜の街』などがあります。
いずれも暴力・思想・人間の闇をテーマにした作品が多いです。
『忍者と極道』では、彼の持ち味である「狂気と正義の境界線」がさらに研ぎ澄まされています。
キャラクターの造形やセリフ回しに定評があり、主人公たちの信念と破滅的な美学は、近藤作品の真骨頂とも言えるでしょう。
『忍者と極道』アニメ放送
2025年10月7日より、TVアニメが日本テレビ系で放送開始。
BS日テレでは10月8日から放送されます。
Prime Videoでは世界独占配信が予定されています。
オープニングテーマはMIYAVI「Sweet Disaster」。
エンディングテーマはFear, and Loathing in Las Vegas「Until You Die Out」。
『忍者と極道』1巻のあらすじ
物語の舞台は、現代の裏社会。
表の世界では存在を隠しながら、影で人々を守る「忍者」。
暴力と支配を信条に、裏社会を牛耳る「極道」。
この2つの勢力が、長きにわたる因縁を抱えて対立しています。
主人公の一人、多仲忍者は、正義感と狂気を併せ持つ若き忍者。
もう一人の主人公、輝村極道は、破壊と支配に魅せられたカリスマ的極道。
2人は偶然の出会いをきっかけに、互いの存在に強烈な興味を抱きます。
その出会いが、帝都八忍と破壊の八極道という巨大勢力の抗争を引き起こす火種となります。
第1巻では、忍者と極道の世界観が丁寧に描かれ、両者の思想や信念が浮き彫りになります。
暴力描写と美学が交錯する中で、読者はこの異色のバトルに引き込まれていきます。
物語は静かに、しかし確実に狂気の渦へと進んでいきます。
🧠 アニメ視聴前に知っておくと良いこと
1. 主人公2人の思想と立場の違い
- 多仲忍者:人を守るために戦う「正義の狂気」を持つ忍者。
- 輝村極道:破壊と支配に美学を見出す極道。 → 2人は正反対の思想を持ちながら、互いに強烈に惹かれ合う。 この関係性が物語の軸になります。
2. 忍者と極道、それぞれの組織構造
- 忍者側:帝都八忍という精鋭集団が存在。
- 極道側:破壊の八極道という暴力の象徴的組織。 → 両者は長年の因縁を抱えており、抗争の火種が第1巻から描かれます。
3. 独特なセリフ回しと心理描写
- キャラのセリフが重く、哲学的で印象に残る。
- 心の闇や信念が丁寧に描かれており、アニメでは省略される可能性も。 → 原作を読んでおくと、キャラの行動に深みが出ます。
4. 暴力描写と美学のバランス
- グロテスクな描写もありますが、それがキャラの思想や世界観と密接に結びついています。 → 単なるバトルではなく、「なぜ戦うのか」「何を守るのか」が問われる作品です。
『忍者と極道』1巻の見どころと感想
『トクサツガガガ』の仲村さんが怒りそう
出ました!

オタクへの偏見!
これは先日読んだ『トクサツガガガ』の仲村さんが怒りそう!
まあ私もこんな場面に出くわしたら引いてしまうだろうけれど。
ヒース様〜、というのは、フレッシュプリキュアがモデルなんだろうな。
ちょうど娘が観ていたシリーズ。
当時、プリキュアの音声が出るおもちゃを買った。
後に敵キャラのイールがプリキュアになる展開。
確かキュアパッション。
娘の持っているおもちゃに別売りのアタッチメントをつけたら、キュアパッションの音声が出るような仕組み。
嫁はネットで極秘情報を見たようで、アタッチメントなしでキュアパッションの音声を出すことができた。
私は、「早い段階で先の展開が決まっていて、それを見越しておもちゃも作られているんだな〜!」と感心した記憶がある。
今、ネットで調べてみたところそんなおもちゃは見当たらず。
絶対、あったのに!
忍者優勢か?暗刃強すぎ
序盤は忍者が強すぎる。
パネェ〜!
いくらなんでも、強すぎる、というところを超えて、ちょっと無理があるのは
知事と孫に目隠しさせてイヤホンを聞かせる場面。

弾丸より速く動ける、ビンを円形にくり抜ける、というのは、百歩譲ってアリだとしても、
目隠しさせて、イヤホンを、というところで極道連中が気が付かないというのも、
無理があって面白い。
壊爺にいたっては、ル◯ィのように腕まで伸びる。

小豆蝋斎を調べたところ甲賀忍法帖という小説作品に出てくるキャラのよう。
画像検索でみたところ『ほんとにあった呪いのビデオ14』に出てくる頭のおかしな老人、そっくり。
人気作品がチラホラ。ワンピース、トネガワetc
人気作品のパロディのような場面もあり、いくつかタイトルも出てくる。
両親が極道に惨殺されるところを目撃してしまったため?

か笑えなくなってしまった忍者を壊爺が笑わせようとする、

47300
というところは『ザ・ファブル』でファブルがジャッカル富岡で爆笑しているところを彷彿とさせる。
忍者8人対極道8人という構図は
『魁!!!男塾』の大威震八連制覇と同じ数。
読者は緊張感を保ったまま、展開が楽しみに追える人数、なんだろうな。
また、「ひき肉」と言えば、令和キッズにはちょんまげ小僧なのかもしれないが、
我々昭和生まれのおっさんにとっては「ひき肉」と言ったら『特攻の拓』のマー坊くんに決まっているのだ。

マー坊くんは、暴走族「外道」のリーダーで普段はとても優しい。
見た目も華奢で女の子に見えるほど。
ただ唯一、相原勇に似てると言われると、ブチ切…
ウギャーーーーーー!!
極道も負けていない
序盤でこそ忍者優勢だったものの、「地獄への回数券」により、忍者側はNO2の壊爺が命を奪われる。

輝村極道は自動車の後部座席でのシーンが印象的。

極道の連中の前で、聴衆を前に演説、

心に火をつける場面は『東京卍リベンジャーズ』のマイキーと通じるところがある。
都知事に目隠し、イヤホンは無理があったが、
拳銃を持った相手に突っ込む「進撃の極道電車道」も無理がある!

要はただの我慢ですからね。
作中、一番爽やかな笑顔が見られるシーンはこちら。

どうですか?
爽やかでしょ?
🧾 まとめ|アニメ化前に原作1巻を読む価値
『忍者と極道』は、暴力と美学、正義と狂気が交錯する異色のバトル漫画です。
原作第1巻では、主人公たちの思想や因縁が描かれ、物語の核が静かに動き始めます。
アニメでは描ききれない心理描写やセリフの重みを、原作でじっくり味わうことができます。
アニメから入る方も、原作を読んでおくことで、キャラの行動や世界観に深みが増します。
ぜひ放送前に、原作第1巻を手に取ってみてください。
思わず「パネェ〜」と言ってしまうはず!
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