奇面組が再びアニメ化!うぎゃー!
2026年1月、『ハイスクール!奇面組』がまさかの再アニメ化。
昭和から令和へ、奇面組が帰ってくるなんてマジでスゴい展開だ。
私ヨハネは普段アニメをほとんど観ない人間なのだが、この作品だけは特別。
小学校1年生の頃、土曜19時30分に放送されていたアニメを夢中で観て、そこから原作マンガに手を伸ばした数少ない作品なのだ。

当時は「原作が週刊少年ジャンプに連載されている」なんてことも知らず、ただただ毎週の放送を楽しみにしていた。
だが時にはプロ野球中継に潰されて涙を飲むこともあった。
小1にとって高校生は大人そのもの。
なのに今読み返したら「若っ!」と思ってしまうのだから時代の流れは恐ろしい。
思い出のクリスマスカードと奇面組
小学校で全校児童がクリスマスカードを交換したとき、私の手元に届いたのは6年生の女の子が描いた奇面組のカード。
「好きなTV ハイスクール!奇面組」と書かれ、メンバーがめちゃくちゃ上手に描かれていた。
小1の私にはその完成度の高さを理解できなかったが、今思えばマジでスゴい一枚だった。
主題歌とおニャン子クラブの衝撃
オープニング・エンディング曲は「うしろゆびさされ組」「うしろ髪ひかれ隊」といったおニャン子クラブ派生ユニットが担当。
初代オープニング『うしろゆびさされ組』は今観ても熱い!
唯ちゃんと千絵ちゃんのボーカルに奇面組メンバーがバンドを組むMV風の演出。

これが80年代のパワーなのだ。
当時私の家には録音機材もなく、耳コピで歌詞を覚えていた。
集中して聴くことで脳トレにもなった気がする。
声優陣も完璧で、一堂零は千葉繁さんの声以外考えられない。令和版ではどうなるのか、期待と不安が入り混じる。
この辺は「アニメから入ったよさ」なんだろうな。
原作を読み返しても面白すぎる
Amazonで第1巻を購入し、30年ぶりに読み返した。
テンポがよく、キャラのセリフが脳内で再生される感覚はまるで幹線道路を高速で走るような爽快さ。『ドラゴンボール』1巻を読み返したときの感覚にも近い。
やっぱり奇面組は色褪せない。

児童館のマンガ図書室と黄金時代
小1の頃、近所に児童館ができて「マンガ図書室」に入り浸った。
壁一面がマンガで埋め尽くされていて、今で言うマンガ喫茶、か。
『こち亀』『キン肉マン』『ハイスクール!奇面組』なんかを読み漁っていた。
『ストップ!ひばりくん』『うる星やつら』『北斗の拳』…夕飯どきにアニメが放送されていた、あの時代は いい意味で どうかしていた。
男の娘に虎柄ビキニ、そして「ひでぶっ!」。どうかしてる。
奇面組のあらすじとキャラクター紹介
『3年奇面組』の続編だが、本作からでも十分楽しめる。
奇面組は一堂零、冷越豪、出瀬潔、大間仁、物星大の5人。
名前も通称もインパクト抜群で、実家の家業まで覚えてしまうほど。
唯ちゃん、千絵ちゃんを中心に痛快コメディが展開される。
- 一堂零:通称「まゆなしの零」。奇面組リーダー。変態的な発想で場をかき乱す。
- 冷越豪:通称「まなこの豪」。酒好きプロレス好き。千絵ちゃんとの腐れ縁が多い。
- 出瀬潔:通称「むき歯の潔」。銭湯の息子でスケベ担当。意外と常識人。
- 大間仁:通称「えびすの仁」。ケーキ屋の息子でおおらか。怒らない。
- 物星大:通称「おちょぼ口の大」。本屋の息子で女の子っぽいキャラ。零とデート風エピソードも。

唯ちゃん、千絵ちゃんも加わり、奇面組の周囲は事件だらけ。変なやつらが変なやつらを引き寄せる、そんな世界観が最高だ。
奇面組が教えてくれること
奇面組は年齢を重ね、最後はタイムリープで同じ年度を繰り返す。
家庭環境が複雑でも、勉強や運動が苦手でも、彼らは逃げない。
留年してもどこ吹く風。日常を楽しむ姿勢は尊敬しかない。
前向きに生きる奇面組は、令和の私たちにも大切なことを教えてくれる。
まとめ:奇面組は永遠の青春ギャグ
奇面組は実験的なコマ割りや多人数キャラを描き込みながらもテンポ良く進む。

読み応え抜群で、今なお新鮮。
2026年1月の再アニメ化で、再び「うぎゃー!」と叫びながら楽しめる日が来る。
奇面組は永遠の青春ギャグマンガなのだ。
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