最近のラブコメ事情と『愛してるゲームを終わらせたい』の魅力
最近のアニメ・マンガを見ていると、 大きく2つの傾向が目立つ。
- とにかく無敵な主人公 異能・チート・圧倒的強さ。負ける未来が見えない。
- 読者だけが“両片想い”を知っているラブコメ 当人たちは気づかないのに、読者には丸わかり。
閉塞感のある時代だからこそ、 「爽快感」や「安心して見られる恋」が求められているのかもしれない。
そんな中で『愛してるゲームを終わらせたい』は、 幼馴染の“好き”がこじれにこじれた、超王道ラブコメだ。
主人公・ゆきやと幼馴染・みくが小6から続けている 「愛してるゲーム」。

交互に「愛してる」と言い合い、 先に照れた方が負けというシンプルな遊び。

だが、4年続けた結果── これはもう遊びではなく、 二人の恋そのものになってしまった。
ゆきや視点で描かれる“好きがバレないように必死な男子”のリアル
主人公・浅葱優希也(ゆきや)は15歳。
中学を卒業したばかりの高校1年生。
幼馴染・桜みくと始めた「愛してるゲーム」は、 小6の頃はただの遊びだった。
しかし中2になると、 みくの「愛してる」が急に胸に刺さるようになる。
…わかるぞ、ゆきや!中2は魔境だよな…。
ゆきやはみくの前では平静を装うが、 みくがいなくなった瞬間に 「可愛すぎるだろー!」と悶絶する。
読者から見れば完全に“好き”なのに、 ゆきや本人は意地を張って負けを認めない。
好きだからこそ負けられない。
好きだからこそ言えない。
このこじれ具合が、 まさに青春ラブコメの醍醐味だ。
ゆきやは少女マンガを参考に、 みくを攻略しようと奮闘するが、 ひなこ(喫茶店のバイト女子大生)からは
「美容院で髪型を整えたくらいで大人になったと思うこと自体がお子ちゃま」
と辛辣なアドバイスを受ける。
ゆきやの“頑張りたいのに空回りする感じ”が、 読んでいて本当に愛おしい。
みく視点で見える“好きが溢れすぎて止まらない女子”の可愛さ
ここまでゆきや視点で描かれるが、 当然みくもゆきやが大好き。
入学式の朝、みくは 2時間かけて準備している。

ゆきやに「可愛い」と思われたい。
ゆきやに「ドキッ」としてほしい。
その気持ちが行動のすべてに表れている。
- スカートを短く折る
- ゆきやが他の女子と話すと嫉妬する
- 「ゆきや」と呼ぶのは自分だけでいたい
みくの“好き”は、 読者から見ても隠しきれていない。
昼食の弁当交換では、 小さい頃にゆきやが泣く みく に卵焼きを作った思い出が蘇る。
友達からの誘いも来週にして、ゆきやとのオンラインゲームを優先。

ヘッドホンをつけて、 くまのぬいぐるみを抱きながらゲームする姿は、 まさに“恋する女の子”そのもの。
デート回で爆発する二人の恋。すれ違いと優しさの連続
みくの叔父が経営する喫茶店「kanade」で、 ゆきやはひなこから恋愛指南を受ける。
「時間とお金をかけたら、その気持ちは伝わる」
その言葉に背中を押され、 ゆきやはみくをデートに誘う。
日曜朝9時、駅前集合。
モデルは「西武園ゆうえんち」だろうと私は思う。
(私は所沢市の近隣出身なので、地元感がすごい)
みくはデートのために 3時間かけて準備。
ゆきやはサプライズでレンタルドレスを用意し、 レストランやテーマパークを巡る。
現実ではサプライズは危険だが、 みくはゆきやの“驚かせたい気持ち”を受け取ってくれる。
そしてラスト、 ゆきやが少女マンガのキスシーンに付箋を貼っていたことが判明。
完全に恋する男子の行動。
1巻はここで終わり、 2巻への期待が高まる。
おまけの卒業式では、 みくがゆきやのアルバムにびっしりメッセージを書いて渡す。
もう、好きが溢れすぎている。
作者・堂本裕貴先生について
『愛してるゲームを終わらせたい』の作者は 堂本裕貴(どうもと ゆうき)先生。女性。
堂本先生は、 “幼馴染ラブコメの空気感”を描くのが非常に上手い作家で、 キャラクターの表情や間の取り方が絶妙。
特に本作では、
- 好きなのに素直になれない女子
- 好きすぎて行動が空回りする男子
- 幼馴染ならではの距離感
- 4年間続く「愛してるゲーム」という設定の妙
これらを丁寧に積み上げ、 読者の心を掴んで離さない。
ゆきやとみくの“両片想い”が、 堂本先生の手によって とてもリアルで、可愛くて、切なく描かれている。
2026年4月からアニメ放送!声と動きで“愛してるゲーム”が加速する
そしてついに── 『愛してるゲームを終わらせたい』は2026年4月からアニメ放送。
この作品は、 アニメ化との相性が抜群だ。
- ゆきやの照れ声
- みくの「愛してる」の破壊力
- デートの空気感
- オンラインゲームの掛け合い
これらが“声”と“動き”で表現されることで、 原作の魅力がさらに爆発する。
キャスト発表も話題になり、 SNSでは「絶対に見る」「尊さが限界突破しそう」と盛り上がっている。
✨まとめ
『愛してるゲームを終わらせたい』は、 幼馴染ラブコメの王道でありながら、 “4年間続く愛してるゲーム”という唯一無二の設定が光る作品。
ゆきやとみくの恋は、 読んでいて胸がぎゅっとなるほど愛おしい。
アニメ化でさらに人気が加速することは間違いない。
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