怖いもの見たさここに極まれり『住みにごり』

完結マンガ
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某バラエティ番組のマンガ紹介回で強いインパクトを残した作品。

1集を読んだ感想です。

西田末吉

コミックス1集より

西田家の次男で本作の主人公。

東京の会社をやめて、実家に戻ろうかと考えている29歳。

若い頃の母や姉に似て端正な顔立ちをしている。

常識人の彼が久しぶりに実家に帰省したところから話が始まる。

西田フミヤ

コミックス1集より

末吉の兄。

35歳。高校卒業後に就職した工務店を1日でやめて、それ以降無職。

西田家の2階に引きこもっている。

姉、弟とは違って父に似ている。

奇抜な格好、奇行が目立ち、本作のキーマン。

食べ物にこだわっていて、味にうるさい。

おつかいのお釣りを唯一の収入としているので、少しでも安く買えるようにスーパーを何軒もはしごしている。

性に対して強く抑圧されている。

西田百子

コミックス1集より

脳出血により倒れてからは、寝ているか車椅子で生活している。

ニコニコと笑顔を絶やさないが、イタズラ心があるのか振り返った末吉の顔前に鼻くそを近づける。

若い頃の百子は美しく描かれている。

そのため、なぜあの父と結ばれたのかが気になる。

標語のようなものを書き、それをフミヤに貼らせている。

西田長月

コミックス1集より

西田家の長女。

フミヤ、末吉の姉。

1巻の時点では、どうやら結婚して西田家を出たが、その後夫とはうまく行かず、実家にはたまに帰ってきているらしい。

マッチングアプリを使っているとのことなので恐らく離婚が成立していると思われる。

弟のフミヤを理解しようとしている。

1年間、東京で生活していたことがある。

ポジティブで積極的。

彼女の振る舞いで西田家3人とブックスあひる3人で翌日遊びに行くことに。

コミックス1集より

以前は酒乱だったことを自覚している。

が、現在も横暴で衝動的で危険な人物。

かつてはフミヤを虐待していた様子があり、今も無職であることをよく思っていない。

性に対して自身も母も純潔だったと言っていて、子ども達にも不純異性交遊はしないように伝えている。

禁煙のところでも躊躇なく喫煙し、痰や暴言も吐く。

昔も今も母との関係はそこまで悪くはなさそう。

最大限ブチ切れると自宅で爆撃のような垂直跳びを繰り返す。

頭頂部は薄く禿げてはいないようだが薄くなっていて刈り込んでいるように見える。

年相応のおじさん臭い服装だが両耳にピアスをしているように見えて、不気味さが際立ったキャラ。

森田純夏

コミックス1集より

末吉の幼稚園から高校まで一緒だった幼馴染。

小さい頃は長月やフミヤとも交流があった。

現在は「ブックスあひる」で働いていて、そこにフミヤは毎日来ている。

高校時代はレスリングに打ち込んでいて、末吉も試合を見に来ていた。

フミヤの一張羅がレスリングの格好っぽいのと関係があるのだろうか?

柳さん

コミックス1集より

ブックスあひるの女性店員。

成り行きとはいえ、西田家3兄弟とラウンド1へ遊びに行く。

フミヤの苗字はなんなのか森田に聞いていて、関係があった、のか何か知っているのか。

フミヤは一言も発さないものの、父への強い恨みを持っており、実行にうつしている。

父もフミヤの仕業ではないのか問いかけている。

一切表情を変えないまま対峙するフミヤ。

幼い末吉はフミヤの攻撃性を目の当たりにしている。

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