小学生が文字を書くときは〇〇に限るのである

うみ
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特性のある子が中学受験してみた7 2023年12月②

学習開始 18日目

私、ヨハネは20年以上小学校の教員をしている。

なのでそこで培ったものを総動員して、うみの中学受験に臨んでいる。

今日は一緒に勉強するようになって、最も驚いたことがあった。

一緒に勉強するようになって、最も成果が出た日、なのかもしれない。

普段、うみは感覚過敏なところがあり、学校では音楽の時間にイヤーマフをつけさせてもらっていることもある。

鉛筆も紙に引っかかる、と言って嫌がる。

学校では、鉛筆で書いている。

自宅で書くときには、100均で買った太いシャープペン、を使っている。

本人の希望だから、と思って使わせていた。

今日は、私の筆箱に入れてあるはずの太いシャープペンが見当たらず、探すと遅くなってしまうので鉛筆で漢字の勉強をやり始めた。

先日、「赤」が書けていなかったときは、愕然とした。

が、今日は書ける。

2年生の漢字を4字ずつ区切って、今日は進みに進んだ。

文字が濃く、はっきり書けている。

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殴り書きにもならない。

この字は読みやすい。

鉛筆の方が良い理由は「筆圧を調整するトレーニングになるから」。

なので小学生のうちはシャープペンは使わず、鉛筆に限る。

わかっていたはず、なのだが本人が嫌がるのでシャープペンを認めてしまっていた。

どうやらそれで薄く、読みにくく、バランスの悪い字になっていた、のかもしれない。

明日以降、今日のノートを見せて鉛筆を勧める、つもり。

↑2025年2月の追記

今、うみは0.5ミリのシャープペンを使用して書いている。学校では鉛筆。

毎日、学習を続けてきたためか、シャープペンでもまあまあいい字が書ける。

うみは左利きで不器用。正しい持ち方で鉛筆を持てない。

余談だが、最近は小学生でも大人でも正しい鉛筆の持ち方ができる人が少ないと感じる。

学習開始 19日目

今日はかかりつけの医院に行き、うみの採血。

鉄・亜鉛が不足しているのではないか、という主治医の先生の見解。

親世代の食卓に比べて現代は食卓に貝類がのぼることが少なくなっていることが多い、のだという。

確かに私も小さい頃の方が貝類を食べていた気がする。

私が早退して連れて行ったのだが、採血を渋りに渋った。

20分以上はかかった。

行く前から怖がっていた。

最後は看護師さんの説得に折れて、決意してやったものの泣く一歩手前。

情けない…。

その後、私はうみの担任の先生と面談。

先週の社会科見学のバスの席順で大泣きし、担任の先生と話し合い、それ以降頑張っている、らしい。

私も毎日60分だが一緒に勉強していることを伝えた。

以前よりは良い状態、らしく一安心。

うみは餃子、ご飯にラーメンも食べると言い張ったものの、結局餃子もラーメンも持て余した。

その後、お風呂に入るのも、学習にとりかかるのも遅くなってしまった。

漢字は昨日と同じ良い字で書けていて、2年生の漢字に的を絞ってやっているので間違いも減ってきている。

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が、遅い時間で眠そうなため40分で切り上げた。

今度、この20分を振り替えてやってもらおう。

学習開始 20日目

今日は水曜日。

水曜日、うみは剣道。

先週は眠気に耐えてやった&社会科見学が翌日ということもあり、30分で切り上げたのだった。

今日は、先週より気が乗らない様子。

30分だけやろう、と言ったら応じたものの実質20分か10分か。

算数の計算を少しやっただけ。

疲れているだろうし、やろうとはしたのでこれでよし。

勉強するようになってから、すんなり応じることが多くなった気がする。

明日はまた、漢字からやるつもり。

ちょっと昼間考えたのだが、漢字1日16字、だとどうだろうか。

2ヶ月半で一通り終えられる。

それか、8文字を今日の進出漢字として、8文字昨日の復習。

これだと5ヶ月で1周。

1、2年生の漢字は大体書けるので、5ヶ月、はかからないだろう。

あるいは、最初は進出8字プラス復習8字で5ヶ月で一通り終えて、2周目として16字ずつ復習。

この線にするか。

↑2025年2月現在の追記

漢字は『ちびむす』漢字テストを1日1枚ずつ進めている。6割書けて25円、8割書けて50円、全問正解で100円。教育カウンセラーの先生によると親御さんの機嫌でブレない、というのが良いのだそう。

この漢字テストを写真に撮ってうみのLINEに送り、私は100円ショップで買ったスケジュール帳に記録している。もうすぐ4年生の漢字、に入る。

学習開始 21日目

今日は昨日より1時間早く20時30分から着手。

最近、うみ は語尾に「である」をつける。

「さあ、今日の分、やっちゃおう」「イヤである!」

一昨日、病院で採血してもらったときも「針をさすのは1回である」「無理である」「痛いである」と言っていた…。

今日もイヤ、だと言っていた割にはその後はすんなり進んだ。

通わせたい私立中学校の過去問を手に入れたので、やってみるか聞いたところ、興味は示さず。

が、早めに一度やってみたい。

過去問はとにかく早い時期にやってみるべき。

この過去問を見て、教科書レベルで行ける(うみが受験するのはこのレベル)のか、塾の教材や参考書等の対策が必要なのか、その学校独自のまたは難関校向けの対策が必要なのか、ということが過去問をやればわかる。

あとは受験当日までそのレベルに達するまでの練習・準備をしていくだけ、となる。

近いうちに志望校の過去問とベネッセの全国小学生基礎学力テストが無料で受けられそうなので、週末にやってみる。

うみの客観的な立ち位置がお知らせできると思う。

今日は漢字を進めた。

2年生の漢字160字を50分で一通り書けた。

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間違えたのは体感で10%前後。

これならいけそうな気がする。

今後、1日に扱える漢字は多くはできないが、悪くないペース。

1・2年生で教わる漢字が以降の漢字学習のベースになる。

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気持ちが乗らないときは殴り書き、で意欲もゼロ。

↑2025年2月の追記。

1・2年生で書けるようになった漢字のパーツを組み合わせて、高学年の漢字も書けるようになる。

漢字小テストでうみが間違えて書く漢字も以前は外国語や壁画に書かれたような謎の文字、だったが最近は一画多いあるいは少ないといった惜しいもの、同音異義の漢字を書いてしまうなど力がついてきているのがわかる。

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