高倉健似、ならOK?
危なかった。
巻頭数ページのような胸糞展開が続いていたら読むのをやめていたかもしれない。
「高倉健」に似ていればクズ男でも考える、というコトか?

主人公の綾瀬桃は高倉健のような硬派な男がタイプ。
だが実際は高倉健に似てなくもないクズ男にひどい扱いを受けている。
この巻頭に出てくる男が桃にとって「初めての彼氏」だと言っている。
後に自宅に入るときに「婆ちゃんに彼氏が半殺しにされた」と言っているので、このクズ男が自宅に行き、半殺しにされた、ということだろうか。
確かにそうされても仕方ないと思うが。
『呪術廻戦』と同じオカルト+バトル。
呪術とは違い宇宙人も登場する。
衝撃の『TOO SHY SHY BOY』
心霊スポットと言われるトンネルに着いたオカルト君。
怖さを紛らわすため観月ありさの『TOO SHY SHY BOY』を歌い出す。

令和の少年少女に伝わるんだろうか??
なぜ『TOO SHY SHY BOY』??
そして、30年前、フジテレビのMJという番組でこの曲を、作った小室哲哉自身が歌うことがあり、たまたま観た。
YOSHIKと組んでいたV2でも歌っていた小室だが、このときの『TOO SHY SHY BOY』をはっきりと思い出せるくらい衝撃的だったことを覚えている。
ポップで瑞々しくもある観月ありさの歌声と違い、ねっとりとまとわりつくような歌声、だった。
舞台は埼玉県?
桃たちが住む神越市は川越市、正能市は飯能市だと思われる。

作者の龍幸伸先生が埼玉県出身ということもあり、同じ埼玉出身者である私も読んだときから神越市=川越市、正能市=飯能市 以外考えられない。
綾瀬桃
両親は不在で霊媒師の祖母に育てられている。
祖母を信じているため、幽霊も信じている。

長いこと祖母の言いつけ通り、氣を出す訓練をしてきていたことで、セルポ星人に脳波を念力で刺激されたことがきっかけとなり、超能力者となった。
↑このめちゃくちゃな内容でも、そうだよな毎日訓練していたし、宇宙人に脳波を刺激されたら覚醒するよな、と納得してしまうから不思議。
高倉健(オカルン)
現実には友達どころかいじめの対象とされ、宇宙人なら呼びかけたら答えてくれるかも、と小学生のころから空に向かってずっとUFOを呼んでいた。

が、当然UFOが飛んでくる訳でもなく。
そんなときに綾瀬に助けてもらったことで恩を感じ、桃を傷つけるやつは許さない、と思うようになった。
桃に言われて行った心霊スポットのトンネルでしっかりターボババアと遭遇、かけっこで負けて呪われる。

(ターボババアは幽霊、というよりは都市伝説ではないだろうか??)
普段は桃の超能力で暴走を止めているが、体だけ呪いを解放することでターボババアと同じ力を発揮できる。
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