小数のわり算
以下の3パターンをおさえればできるようになります。
①わられる数が小数のとき
②わる数が小数のとき
③あまりが出るとき
それでは進めます。
わられる数が小数のとき
わられる数の一の位の上に必ず商をたてます。
0がたつこともあります。
例題 3.6÷9
3.6÷9は、
3の中に9は入らないので、一の位の上には0をたてます
36÷9は4、なので3.6÷9は0.4です。
練習問題
3.5÷7
3.5÷7。3の中に7は入りま…
せん。3の上には0を立てます。
35÷7は5、なので3.5÷7は0.5。
15.6÷4
15.6÷4。15の中に4は
3つ入ります。一の位の商は3。
36の中には4が9入る。15.6÷4は3.9です。
わる数が小数のとき
わる数が小数のままだと計算できません。
わる数が小数でなくなるまで、10倍、100倍していきます。
わる数を10倍したら、わられる数も10倍します。
例題 0.45÷0.9
0.45÷0.9。このままでは計算できないのでわる数もわられる数も10倍します。
わる数が小数ではなくなったので計算できます。
あとはさっきと同じ
一の位、4の中に9は入りません。
45の中に9は5入ります。商は0.5です。
練習問題
0.49÷0.7
わる数が小数のままでは計算できません。
わる数を10倍したので、わられる数も10倍してから計算します。
一の位、4の上に立つ商は、
0です。次は、
9を下ろして49。7が商に立ちます。4.9÷7は0.7。 0.49÷0.7と同じ答えになります。
0.081÷0.9
わる数が小数。わられる数もわる数も10倍します。
わる数が整数になったので計算できます。
一の位に立つ商は、
0です。次は、
8を下ろしますが、8の中にも9は入らず、
1を下ろして81。9が商に立ちます。0.81÷9は0.09です。
あまりが出るとき
わる数が小数だと計算できません。
10倍、100倍…します。
あまりを出すときは10倍、100倍する前に戻します。
例題0.17÷0.3 ただし答えは小数第一位まで求め、あまりも出しなさい。
わる数が小数なので、
1.7÷3を計算します。
一の位に商は
0が立ちます。17を下ろして、
わり進めます。元々は0.17だったので、最初と同じ位置に
小数点を打って、あまりは0.02です。
0.68÷0.6 ただし答えは小数第一位まで求め、あまりも出しなさい。
わる数、わられる数、どちらも10倍して、
6.8÷6を計算します。
一の位の上に商は
1が立ちます。8を下ろして、割り進めます。
計算はここまで。元々0.68だったので
あまりは0.02です。
0.083÷0.09 ただし答えは小数第一位まで求め、あまりも出しなさい。
わる数を整数にするには、
この場合、わる数、わられる数、どちらも100倍して、
一の位の上に商は、
0が立ちます。83を下ろして、
商に9を立てます。元々、0.083だったので
あまりは0.002です。
小数のわり算は以上です。
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