タイトルの内容は話の流れ、により後半にあります。
お急ぎの方はそちらからどうぞ。
特性のある子が中学受験してみた2 2023年11月②
私、ヨハネとうみについて
土曜日だが私は今日も出勤。
来週も出勤予定。
私、ヨハネは私立小学校に勤めている教員。
教員歴は20年くらい。
帰宅すると20時だったり21時だったりで、うみと勉強することなく、ここまできてしまった。
うみは診断こそついていないものの、クリニックに通いストラテラやコンサータ、エビリファイと様々な薬を試した。
コンサータが彼には一番効果があるようだが、副作用の食欲不振が強く出てしまうことと、効果が切れた後の破壊衝動を本人が自覚していて、休薬中。
うみは小さい頃から「カーテンが揺れている」「天井が落ちてくる」と言っては泣き叫んでいた。
お風呂のお湯が怖かったことも。
(狂犬病か??)
今はこういったことで怖がったり泣いたりすることは流石にない。
うみの幼少期
保育園時代は上記のような状態で、保育園の頃は教室から出ていってしまっていた。
どの写真も先生にマンツーマンで抱っこ、運動会のときなどもしっかり抱き抱えられていた。
年中さんのとき一緒にお風呂に入っているとき「明日こま回し大会だね」と言うと「嫌だ、負けるのが嫌だから行きたくない」と言っていた。
小学校1年生のときの運動会では、玉入れの玉を数えるとき、みんなが校庭で広く大きな輪になっているところを一人、急に立ち上がり猛然と相手チームに向かってダッシュ、威嚇の飛び蹴りを空中で披露。
この頃両親は校長室に呼ばれ、行ってみると先生やサポートの方他8名がいて、校庭朝礼でうみが4月の頃は校長先生に野次を飛ばしていたこと、を聞いた。
この辺りからしばらく、週に1時間くらい、通級指導を受けていた。
うみ♂小5の学力
現在、通知表はCばかり。
漢字50問テストで6点だったり、4点だったり。
今日も国語の学習を進めた。

7割できて3割間違えるくらいが問題集として良いと思う。
うみの場合、自信をつけさせたいこともあり、1年生の漢字から始める。
学習を始めて4日目
私はうみと勉強するのはイヤじゃない。
現在、大学1年生の娘が、やはり中学受験をすることになって、私が教えたときはダメだった。
「こんなんじゃ合格できない、他の子たちはもっとやっている」と私が一方的に焦ってしまっていた。
娘は結局栄光ゼミナールに行って、志望していた都立の中高一貫校に進んだ。
うみのときには経済的に余裕がなくなってしまい、栄光ゼミナールもすぐやめてしまっている。
うみは勉強のとき、鉛筆だと引っかかるのが気になるそうで自宅では太いシャープペンを使用。
100円ショップで買えてしまう。
本人に渡すとすぐ無くしてしまうので、私が持っていて勉強するときだけ渡している。
今日は良い字が書けてきたと思う。
なんだかんだ4日目。
うみの場合、算数は本人は自信を持っていることもあり、国語を中心に進める。
私、ヨハネが考える中学入試とその対策
普通、2教科、4教科の中学受験で最初に行う科目は国語が多いと思われる。
12歳の子が受ける試験なので、1時間目の国語で手応えがあればそのままものすごい弾みがつく。
一方、最初の国語でつまづいてしまうと、リカバリーする間も無く算数や他の教科でも慌ててしまうと予想できる。
国語を得意にしておくべきである。
そんなに綺麗に分かれるわけではないが、以下の四つに分けられるはずだ。
・問題数が多く、難問である。
・問題数は少なく、難問である。
・問題数が多く、易しい問題である。
・問題数が少なく、易しい問題である。
一つずつ見ていく。
・問題数が多く、難問である
→対策は難しいが、他の子も同じ条件。
スーパーマンばかりが受験する訳ではない。
覚悟して、時間も意識して練習しておく。
問題全体を一通り見てから解く。
過去問、特に解答用紙も本番と同じ形で練習しておきたい。
・問題数は少なく、難問である
→時間は気にせず、確実に解くことに注力する。
1問できた、できなかった、で合否が左右される。
学校によっては途中経過で部分点をくれることも。
・問題数が多く、易しい問題である
→時間は常に意識して解く。
慌てず、確実に解ける問題から。
過去問の練習が最も影響するタイプ。
・問題数が少なく、易しい問題である
→実際には差がつかなくなってしまうので、この通りではない。
少しでも間違えてしまう、と他の受験生と差がついてしまう。
いずれにせよ、過去問は最初にやるべき、だと思っている。
受験勉強とは、過去問をやり、当日まで何をやって、何をやらないかを決める作業だと思っている。
まず最初に過去問。
教科書に書いてあることは聞かれるか。
何年生の漢字が出題されているか。
毎年のように出題される問題はないか。
うみの志望校は国語・算数の2科。
平日は算数と漢字を中心に進め、週末に過去の演習を行えば無茶な目標、ではなさそうに思える。
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