特性のある子が中学受験してみた11 2023年12月⑥

学習開始　34〜37日目

剣道の練習がある水曜日以外は1日60分の学習ができている。

うみのやる気なんて吹けば飛ぶような、ほんのちょっぴりしかない。

水曜日は休み、くらいでちょうど良いのかもしれない。

が、うみの希望をそのまま聞いていたらすぐにやらなくなる。

怠け癖がつかないようにしたい。

学習開始　38日目

今日は私ヨハネもムスコのうみもゆっくりできる1日。

冬休みの日曜日。

姉ちゃんもバイトで不在。

今日の学習はうみの希望で30分✖️２。

普通の中学受験、であれば勉強したウチに入らない。30分なんて1・２年生が日常の宿題等で難なく机に向かっていられる時間、というのは百も承知。

ウチの小５の♂うみは、今までゲーム漬けYouTube漬けでここまできてしまった。

1年以上のリハビリをこれからも公開する予定。

今日は

明治図書さんの『漢字筆順アニメーション』を初めて利用。

とても良い！！

うみは左利き、で１、２年生の漢字もあやふや、ときている。

1・２年生の漢字を一通り書けるようにさらっとやったところで、1月の冬休み明けに漢字50問テストがあると聞きつけ、うみの学年である5年生の漢字をやり始めたところ、である。

やり方は

①１文字ずつ筆順アニメーションを見る。

②机の上に手のひらくらいの大きさで人差し指で書く。鉛筆は持たない。

　↑指書き。一番大事なところ。殴り書きにならないように。きちんと止める。

③３文字分、何も見ないで書けるようになったら、ノートや紙に書く。

これで進めて、時間をおいて書けるかどうか復習。

得意な子であれば5文字でも10文字でもまとめて覚えれば良いし、苦手であれば1文字ずつ。

今日は良い字で書けていて、この後の復習30分も期待できそう。

学習開始　39日目

この日はなんとか60分できた。

が、筆順を確かめるために使っていた明治図書の『漢字筆順アニメーション』が試用版のため、5年生で教わる漢字全てに対応しているわけではないことがわかった。

次回からは別の方法を考えないといけない。

学習開始 40〜42日目

この間、うみは月一回の受診と水曜日の剣道があった。

受診時は眠い、と言っていて診察時も寝ていたそう。

水曜日の剣道後は当然、学習する気力は持ち合わせていない。

週一回の剣道に続けて行っているだけで上出来。

夕方18時ごろから準備して出かけるので、第３日曜日の朝にある理科実験教室や昨年まで通っていた土曜朝のバスケと違って行きしぶりがない。

長い棒を振り回すのが本当に好きなようだ。

この間、父はスキー教室の引率に行ってしまい、２泊3日が終わるまで家を空けていたのだった。

学習開始 43日目

この日も、うみが昼間の学習は嫌がったため夜に取り組んだが、集中は切れがちで途中でリスパダールを飲ませた。

うみに選ばせると昼ではなく夜を選び、集中が切れてしまう。

なので可能なら昼間のうちに取り組んだ方が良さそうだ。

一文字終えて、次の漢字に取り掛かるまで時間がかかる上に全体的にボケーっとしている。

最後の10分は時計を止めて、5文字を見ないで書けるようになったら終わり、とした。

だが、5文字覚えたというので見ないで書かせたところ正しくかけたのはそのうち3文字。

うみの能力ではこれが限界なのかもしれない。

冬休み明けの50問テストで80点なり90点なり取れて自信がつけば良いが、これだけやって5点、10点の可能性も出てきた。

そのときは、担任の先生や主治医の先生に相談してみよう。

見ていると、「指書き」は利き手と反対の右手で書いていたり、殴り書きで書いていたりして改善点があるとしたらココ、だろう。

ディスレクシアの子はカタカナが書けないことも

文字の読み書きの学習に著しい困難を抱える「ディスレクシア」について書かれた記事を読むとカタカナが書けないことがよくあるらしい。

小学５年生のうみに書かせてみると、やはりと言うべきか、書けなかった。

「を」ってカタカナでどう書くんだっけ？

というレベルではなかった。書けないカタカナがいくつもあった。

今後、何度か書いて覚えてもらおう。

夜だと集中力が明らかに落ちるので、日中に30分ずつ分けて行った。

しかも２度目のときにはうみの方から「今からやる」と言い出して、できた。

漢字の方は指書きをしっかりさせたので、昨日よりは書けていた。

漢字50問テストを一つの目標にしているが、うみの能力的に漢字ばかりやるのは辛いのかもしれない。

テスト後も漢字の勉強は続けるが、読解や算数にしっかり取り組むことにする。

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