みなさんは『キングダム』を知ったのはアニメからですか?
やはり、芸人さん達がおすすめマンガを紹介する回で知った作品。
芸人さん達の程よい熱量、喋りのテンポ。ネタバレにならない程度のチラ見せ。
説明のうまさには驚く。
話の構成がしっかりしているからだろうか。
芸人さんのYouTubeの動画でスゴかったのは、
千原ジュニア氏が3億円事件について話す、というもの。
よどみなく、小気味よく。
必要なところは補足して、不要なところは はしょって。
是非、このページを最後まで読んだら、観てもらいたい。
『キングダム』あらすじ
とにかく、私ヨハネは、『キングダム』をア◯トーークで知った。
春秋戦国時代。
秦の国の二人の孤児、信と漂。
この二人が大将軍になることを夢見て、奴隷のような日々を過ごしているところ、から始まる。

日々の雑務に追われながらも、剣の腕を磨く二人。
そこへ通りかかった大臣が王にそっくりな漂を見つけるところ、から巨大な時代のうねりに巻き込まれていく。
話のはじめは信が大将軍になっているところ、から。

作者の原先生の構想には一体どこまでのプランがあるのだろうか。
キングダムにしろ、ワンピースにしろ、ゴールに向かって走りつつ、伏線を回収し、
辻褄が合うように描いて行けたら、きっと楽しいだろうな。
ストーリーを考えて、作画を描いて、とそれを一人で完結させるのは超人としか言いようがない。
こち亀の秋本先生もジョジョの荒木先生もスゴすぎる。
原作と作画、それぞれ分かれて分業の先生達にはきっと、別の悩みがあるんだろうな。
1巻どころか1話目の終わりで急展開する。
士官して宮廷に入ったはずの漂が瀕死で帰ってくる。

信が本心ではないとしても、強盗になると軽口を叩いたときには、
バカかお前、と一蹴した漂が、である。

信の目のまで生き絶えようとしている。
ここから怒涛の展開が無限に広がっていく。
「漂の死を無駄にしないために」
ちょっと嫌な感じの里典の息子、有が信の目をさますために言い放った。

二人で中国全土に名を馳せようと誓い合った友が死んでしまう。
戦国時代、誰しもが命がけで生ていた時代、という他ない。
一瞬で命を落としかねない時代、だった。
『キングダム』登場人物
信
里典が10年面倒をみていると言っていることから、14、5歳だろうか。
XJAPAN hideにも見える。

漂と比べて、黒目の大きさが対照的。

漂の方が意思が強く、信の方がフィジカルに優れている、ということか。
限界まで体力を使い果たし倒れる。
しかし、一昼夜で回復させた。
一昼夜、信を背負って走りつづけた政もスゴい。

漂
信より一つ、二つ上?
教育を受けていないはずなのにきちんとした言い回しができる。

戦国時代、とはいえ自らの命を賭すことをためらわなかった。
漂の意思は信の中で生き続ける。
政
若干13歳で国王となった。

国を背負う覚悟を持ち合わせていて、自らを救うために多くの血が流れたことをわかっている。
そのため、決断は早く、ときに非情にもなる。
躊躇していた信と違い、即断して刺客の首をはねた。
今、14歳位だろうか。
そうすると信より年下かもしれない。
漂も政も「バカ」という言い方をよくする。
珠凶
自らに子がいて、自身の身が危なくなったときには、命乞いをする。

これはカッコ悪い。
後に出てくるムタの方がスマート。

暗殺者でいるためには家族は不要。
河了貂
着ぐるみ??を着ている?
男?女?謎が尽きない。
山民族、の一員で、信や漂と同じく家族と呼べる者はいない。

好戦的で守銭奴。
ミステリアスで謎が尽きない。
王騎将軍、登場
キングダム史上、一番の有名キャラと言える。
「秦の怪鳥」の異名を持ち、オネエ口調。

私は小学校の教員をしているが、オネエ口調は色々な場面で有効。
変なの〜と言ってくる小学生、意外といない。
そういえば今日、校長と面談をした。
話が二転、三転してAIの話になった。
AIが書いた文章はどれも同じ、独自性がないという結論に至った。
今、必死で自分の言葉で書いている。
楽しい。
マンガを読んでブログの記事を書くテンプレートも作ってしまった。
これならいくらでも書けそう。
しかし、ヒットしている作品であってもブログの記事が書けない作品がたくさんある。
いつか書けるようになるだろうか?
オネエ口調はトゲトゲしくなくてマイルドに注意できる、気がする。
ただし、オネエ口調、お嬢様口調で気をつけなければいけないのは、
〜ですわ、を多用すると阪神の野球帽をかぶり、ワンカップを片手に持ったおっさんが脳内にチラついてしまうこと、である。
適宜、「〜ですの」を入れることで読者諸氏には気をつけていただきたい。←何の話?
王騎将軍が好きな人は『土竜の唄』に出てくる日浦匡也(ひうらまさや)も好きなはず。
彼の異名は「クレイジーパピヨン」。
キングダム1巻で イチバン嫌な奴
当然、弟王。
裸一貫、叩き上げた青年「敦」をわざわざ呼びつける。
彼は配下にぜひ欲しいであろう、剣と筆に長けた若者。
当時のスーパーエリートだろう。
こんな人材何人いても困らないだろうに、文字通り、叩き潰す。
「あっ、蚊がいるよ!」のときと同じ感じで、叩き潰す、のである。

「我慢ならんのだ」その一言を言うためだけに。
自身は政と違い、王族の母から生まれたことをよしとしている。
が、覚悟も人間性も政の足元にも遠く及ばない。
少年よ 大志を抱け
大志を抱くこと。
そのためだったら日々の鍛錬にも力が入る。

毎日の鍛錬、は大事。
自分を支えてくれる、自信になる。
それでも、我々凡人が頑張るには、ちょっとしたご褒美があるといいな。
私もこのブログをたくさんの人が読んでくれることを信じて書いている。
今は、1人でもブログに訪れてくれれば嬉しい。
励みになります。
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