【終末のワルキューレ】アニメ化で再注目!1巻のあらすじ・登場人物・見どころ徹底解説

『終末のワルキューレ』1巻の表紙。ラグナロク第1戦で戦うトール神と呂布が向かい合っている図。 一巻レビュー
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『終末のワルキューレ』とは

「神VS人類」という壮大なテーマを掲げたマンガ『終末のワルキューレ』。

名前は知っていたけれど、正直「神が勝つに決まってるでしょ」と思っていました。

ところが実際に1巻を読んでみると、その予想は大きく裏切られます。

人類にも勝機がある!この設定がもう面白すぎるんです。

『終末のワルキューレ』コミックス1巻より。冒頭の神々の会議が始まるシーン。
『終末のワルキューレ』コミックス1巻より

原作は梅村真也さん、作画はアジチカさん、構成はフクイタクミさん。

3人のクリエイターがタッグを組んで作り上げるという珍しいスタイル。

だからこそ、圧倒的に練られた構成と迫力ある絵が両立しているんですね。

作者は天才か?

人類滅亡を賭けた最終闘争「ラグナロク」。

『終末のワルキューレ』コミックス1巻より。ワルキューレの長姉ブリュンヒルデ。ラグナロクを提案している。
『終末のワルキューレ』コミックス1巻より

神々と人類が一対一のタイマン勝負を繰り広げるという設定。

これだけで胸が熱くなる。

タイトルが「終末のラグナロク」でも意味は通じるけれど、あえて「ワルキューレ」としたのがポイント。

戦乙女たちが物語の鍵を握るからです。

イチオシは長女ブリュンヒルデ。

『終末のワルキューレ』コミックス1巻より。扉絵。ワルキューレの長姉ブリュンヒルデ。
『終末のワルキューレ』コミックス1巻より

人智を超えた神器錬成(ヴェルンド)

ワルキューレ自身が人間の武器へと変化する「神器錬成」。

『終末のワルキューレ』コミックス1巻より。四女ランドグリーズが神器錬成(ヴェルンド)の瞬間。
『終末のワルキューレ』コミックス1巻より

これによって人類は神々の神器と互角に戦えるようになります。

1巻からこの設定が炸裂していて、読者を一気に物語へ引き込みます。

雷電為右衛門、お相撲さんに武器?まわしでも作る?

1巻の序章から最高潮へ

人類は滅亡を免れるために、神々との13番勝負で勝ち越さなければならない。

状況が説明された直後、いきなり第1回戦が始まります。

神側は雷神トール、人類側は三国志最強の武将・呂布奉先。

序盤から全力のぶつかり合い。

ワルキューレの神器錬成も加わり、まさに最高潮の展開です。

全ては「13」

この作品の象徴的な数字が「13」。

  • 神々の代表:13柱
  • 人類の代表:13人
  • ワルキューレ:13人姉妹

13試合という長さは、マンガとしても絶妙。

5番勝負や7番勝負では物足りないし、20試合では冗長。

13だからこそ、緊張感を保ちながら最後まで楽しめるんです。

人類代表の顔ぶれ

1巻の最後で人類代表が発表されますが、そのラインナップがとにかく熱い。

『終末のワルキューレ』コミックス1巻より。巻末にある天界側の代表13柱と人類側の13人が一覧表になっている。
『終末のワルキューレ』コミックス1巻より
  • 始皇帝
  • レオニダス王
  • ニコラ・テスラ(発明家が戦う!?)
  • ジャック・ザ・リッパー
  • アダム(人類の始祖!)
  • 雷電為右衛門(江戸の力士)
  • ラスプーチン
  • ノストラダムス
  • 坂田金時(金太郎)

歴史や伝説から選ばれた猛者たち。まさかの人選に「え、テスラが戦うの!?」とツッコミたくなるけれど、それがまた面白い。

神々代表の顔ぶれ

神側も負けていません。

  • トール(雷神)
  • ゼウス(全知全能の神…だけどヨボヨボのおじいちゃん!?)
  • 釈迦(まさかの人類側ではなく神側代表)
  • ハデス、シヴァ、アポロンなど世界中の神々
『終末のワルキューレ』コミックス1巻より。ゼウス。後にラグナロクにも参戦するが、どう見てもヨボヨボのおじいちゃん。
『終末のワルキューレ』コミックス1巻より

トップバッターのトールがすでに圧倒的な強さ。

これ以上の神々がまだ控えていると思うと、先が気になって仕方ない。

この後どうなる?

1巻ではトールVS呂布の戦いが描かれ、勝敗はまだ決着していません。

『終末のワルキューレ』コミックス1巻より。ラグナロク1試合目の人類側代表、呂布奉先。
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どちらが勝つのか?そして第2戦以降は誰と誰が戦うのか?

想像するだけでワクワクします。

さらにスピンオフ作品も展開されていて、世界観はどんどん広がっています。

まとめ

『終末のワルキューレ』は、神と人類がタイマンで戦うというシンプルながら熱すぎる設定に、ワルキューレの存在や神器錬成など独自の要素を加えた傑作です。

アニメ化で再び注目されている今、原作1巻を読むと「この作品の本当の面白さ」がわかります。

神々と人類、そしてワルキューレ。

全てが「13」に集約される壮大な物語。

まだ読んでいない人は、ぜひ1巻から手に取ってみてください。

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