
うだつの上がらない毎日を過ごしている花垣武道。
ある日テレビのニュースで橘日向が東京卍會の抗争に巻き込まれて命を落としたことを知る。
日向は武道が人生で唯一付き合った女の子。
その後、駅のホームで何者かに突き飛ばされ、電車に轢かれると覚悟した瞬間、中学2年生の頃へタイムリープする。
気がつくと、溝中2年が渋谷三中の2年に喧嘩を売りに行くその瞬間だった。
その日渋谷三中の2年生は修学旅行のため不在、3年生に捕まってしまう。
武道のイトコで、渋谷三中の番長だと言っていたマサル。
完全にフカシで、実際はパシリだった。
武道たちは半殺しにされ、東京卍會の一員にされる。
その足で橘日向に会いに行き、その帰り、たまたま日向の弟、橘直人がカツアゲされているところに出くわした武道は直人を助ける。
自身がタイムリープしたこと、日向の死を伝える。
姉ちゃんを守ってほしい、と伝え、握手をしたところで、ホームから落下した直後の現代へと戻ってくる。
刑事となっていた直人に、姉日向の死が避けられなかったことを聞いた武道。
直人から「佐野」と「稀咲」二人を出会わないようにさせて欲しい、と頼まれて再び12年前に戻る武道。
東京卍會、清水将貴主催の喧嘩賭博に出場させられ、負けた後でヤキを入れられる。
なんとかそんな日常を打破するべく武道は清水とのタイマンを提案する。
一方的に蹴られ、殴られる武道だが何度も立ち上がる。
そこへ現れたのが東京卍會総長の佐野万次郎(マイキー)と副総長の龍宮寺堅(ドラケン)だった。
マイキーに気に入られた武道。
翌日、中学校の教室まで武道を誘いにくるマイキー達。
武道が拉致されると思い込んだ日向がマイキーをひっぱたく。
誤解してひっぱたいたことを日向はマイキーに謝罪し、マイキーも受け入れる。
このことでマイキー、ドラケンに一層気に入られた武道。
河原で武道がマイキーの兄に似ていること、不良の時代を作りたいと語る。
その帰り、武道が稀咲とすれ違うところで1巻は終わる。
花垣武道
本作の主人公。
タイムリープ前はうだつの上がらない青年期を過ごしている。

中学2年生の頃はヤンキー。
ケンカが強いという描写はないものの、仲間内では出会い頭の裏拳に定評のあるNo.2。
清水とのタイマンからマイキーに気に入られる。
清水将貴・赤石(レッド)
渋谷三中の3年生。

東京卍會のメンバーだが、マイキー、ドラケンからは評価されておらず、ドラケンはキヨマサの名前を覚えていたが、マイキーは終始、オマエ誰?で通した。
橘日向・橘直人
武道の中学時代の彼女とその弟。

日向は気が強く、空手を習っていたことがある。
物語の目的となる姉弟。
直人は聡明でタイムリープについてもよく理解できている。
直人との握手がタイムリープのトリガーになっている。
佐野万次郎・龍宮寺堅
東京卍會総長と副総長。

万次郎だから卍會、なのだろうか。
1巻では後半の登場ということもあり、本格的始動は2巻以降だと思われるが、次元の違う強さだということは読者にすぐ伝わる。
稀咲鉄太
名前と、現代と過去の顔が数コマのみの登場。

小柄な体躯と悪そうな表情で描かれている。
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