桃源暗鬼 マンガ感想|アニメで気になった人に読んでほしい1巻の魅力

一巻レビュー
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今期アニメで注目の『桃源暗鬼』とは?

2025年夏アニメとして地上波放送中の『桃源暗鬼』

「桃太郎と鬼の末裔が現代でも殺し合っている」という衝撃の設定に、ダークヒーロー好きの心がざわつく!

マンガ1巻では、主人公・一ノ瀬四季の覚醒と、学園への入学までが描かれ、厨二心をくすぐる展開が満載

鬼の血を引く主人公・一ノ瀬四季

四季は鬼の末裔。

その血の力で「血を操り、武器を創り出す」能力を持つ。

しかも銃器好きという個性が加わり、拳銃からミサイルランチャーまで血で生成するという、まさに異能バトルの王道!

暴走時の描写は圧巻で、四季が鬼として覚醒するシーンは迫力満点

細部まで描き込まれた美麗な絵が、彼の怒りと力をリアルに伝えてくる。

「キレイな絵で読みやすい」という声も多く、アニメから入った人にもマンガはおすすめ!

『桃源暗鬼』コミックス1巻より

この先の展開も、四季の出生の秘密もとても気になる。

父との因縁と覚醒のきっかけ

桃太郎の血を継ぎながら、鬼の子である四季を育てた父。

しかし、桃太郎機関の刺客・五月雨によって父は殺される。

この出来事が、四季の覚醒を引き起こす。

「父の仇を討つ」という強い意志が、彼を鬼としての道へ導いていく。

『桃源暗鬼』コミックス1巻より

父の仇を討つために四季は鬼へと覚醒する。

ここまで書いてみると、『青の祓魔師』とよく似ている。

羅刹学園で始まる新たな物語

父の仇を討つために強くなりたいと願う四季の前に現れたのは、同じ鬼である無陀野無人(むだの ないと)

『桃源暗鬼』コミックス1巻より

彼は鬼のための軍隊学校「羅刹学園」の教師で、四季はその学園への入学を許可される。

ここからは、仲間との出会い、訓練、イベントなど、学園バトルものとしての面白さが加速

  • 教師・無陀野との出会い
  • クラスメイトとの関係性
  • 鬼としての成長と試練

「色々と教えてもらえる」「イベントが起きる」「仲間が登場する」など、王道ながらも熱い展開が続く。

厨二心くすぐる同級生たち

羅刹学園で四季を待っていたのは、見た目も名前も厨二感全開な同級生6人

それぞれに個性があり、キャラが立っていて魅力的。

「少なくとも3人が退学になる」という過酷な環境も、物語の緊張感を高めています。

『桃源暗鬼』コミックス1巻より

ちょっとした余談:現代のパーティ感

そういえば、職場に電話機の交換に来た4人が、まるでドラクエのパーティみたいだった。

魔法使い風のお姉さん、勇者っぽいメガネ男子、戦士体型のスキンヘッド、占い師風の物憂げな女性…。

キャラが立ってる人って、やっぱり惹かれる!

『桃源暗鬼』のキャラたちも、そんな「一目でわかる個性」があるからこそ、印象に残るんだと思う。

血を武器に変える異能バトル

四季は怒りで血を銃器に変え、無陀野は傘や弓矢部隊を生み出す。

『桃源暗鬼』コミックス1巻より

迅はチェーンソー、桃太郎側は黒い靄(もや)を操るなど、キャラごとに異なる能力が魅力的

「次はどんな武器が出てくるんだろう?」とワクワクが止まらない!

まとめ:アニメで気になったら、マンガ1巻から読むべし!

『桃源暗鬼』は、ダークヒーロー×異能×学園バトルという要素が絶妙に絡み合った作品。

アニメで気になった人は、ぜひマンガ1巻から読んでみてほしい。

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