ダークヒーロー&桃太郎
桃太郎と鬼の末裔は生き残っていて、今も殺し合っているという。
主人公の一ノ瀬四季は鬼の血を引いているため、桃太郎に命を狙われる。
鬼は血を操り、武器を作り出す。
四季は銃器が好き、ということもあって詳しく、拳銃からミサイルランチャーのような火器を生み出す。
キレイな絵で読みやすく、細部も細かく描かれている。
そのため、四季が鬼として覚醒、暴走するところなどの画は迫力がスゴい。

この先の展開も、四季の出生の秘密もとても気になる。
父との因縁
桃太郎の血を継いでいながら、鬼の子どもである四季を育てた父。
四季の命を奪うためにやってきた「桃太郎機関」の五月雨によって父は殺される。

父の仇を討つために四季は鬼へと覚醒する。
ここまで書いてみると、『青の祓魔師』とよく似ている。
学校展開
強くなって、父の仇を討つことだけを願う四季。

彼の前に現れたのは四季と同じ鬼である無陀野無人(むだの ないと)だった。
無陀野は鬼のための軍隊学校「羅刹学園」の教師で、四季は学園への入学を許可されたのだった。
学校での展開になると、
・色々と教えてもらえる
・クラスメイトが登場する
・イベントが起きる
と、マンガとして良いことづくめ、な気がする。
厨二心くすぐる同級生
羅刹学園で四季を待っていたのは同級生6人。
見た目だけでなく、名前も厨二っぽさ全開なメンバー。

カッコいいけど。
キャラごとに個性も感じられる。
「少なくとも3人が退学」になってしまうのは、もったいない気がする。
そういえば、先日、職場に電話機の交換に来た4人がドラクエのパーティのような個性的な4人だった。
「電話機の交換で参りましたー♪」と先陣を切って入室してきたのは、グラビアアイドル清水あいり似のお姉さん。
職業は魔法使いか、盗賊というのもアリ。
続いて、20代後半のヒョロ長メガネの兄ちゃん。
彼は私の中のドラクエで勇者に落ち着いた。
そして、30代がっちり体型でスキンヘッドの男性。
彼は戦士で間違いない。
最後4人目はアジアンチックな物憂げな目をした小柄なお姉さん。
20代前半。
僧侶か、ミネアっぽい感じだったので占い師。
無駄にキャラの立っていた4人だったので、「電話機交換の人達、見た?すげえキャラが立ってる!」と吹聴して回るくらい、衝撃的な4人だった。
今日もどこかの電話機を4人で交換しているんだろうか。
血を操る
四季はブチ切れて血を数多の銃器に変えた。
先生の無陀野は傘や弓矢部隊を作り出し、迅はチェーンソーに変えた。

桃太郎側は黒い靄(もや)を操れるのだろうか。
キャラごとに違いがありそうで、惹きつけられる要素と言える。
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